これは青森県出身の現代詩人、自由律歌人、草飼稔(1910〜1998)の作品歴と作品のデータベースの一部です。

 特に、二十三歳のときの個人作品集「喪しみの詩片」は、印刷部数も300部と少なく、その大半を種差の海に捨ててしまい、あまり人の目に触れるこがなく、没後十年(2008/07/10)を目標に復刻版出版しようと考えていましたが諸般の事情により断念。

 そのデータを基に、PDFによるweb版を完成させました。

 第一版アップロード/Apr.1st, 2008
荒地/1948年」作品→下の作品集一覧からリンク/Mar.11th,2021

草飼 稔/略歴抄

喪しみの詩片」の閲覧は下方から。

   
作品のpdfは印刷不可ですが、転載、引用の際は連絡いただければ「解除版」をメール添付で送ります。



 左は、アンソロジー「空間の胴体」の扉繪。
 関連リンク
青森県近代文学館  
名詩の森(没年順)))明治から近代までの詩人約四百名にものぼるwebマスターが選んだ作品集 
四季・コギト・詩集ホームぺージ 昭和初期の抒情詩人と詩集をメインに、田中克己文学館などの資料多数
Η Λ R Μ Θ N I A モダニズム詩関連の雑誌等の資料、かなりマイナーな部分まである


 メールアドレスは画像のみでリンクしていません。必要な方は、面倒ですが印字してください。
Green line
INDEX Last Updated Apr.1st, 2008

作品集一覧(1931〜1944)と一部作品のPDFファイルへリンクあり。

詩誌 あばぁな 第1期(1964〜1977年/10号まで) 準備中
詩誌 あばあな 第2期(1988〜1989年/05号まで) 準備中

 空間の胴体 1932年7月(短歌創造社刊)

序文 石原 純
跋文 花岡謙二
扉絵 草飼 稔
フランス綴じ装幀

簇 劉一郎/草飼 稔/森川津奈雄/丸屋 勝/永井曖子
日色 洸/矢野義美/陸川金之助/伊藤暢男/野田眞吉/




 「詩 抄 T」 1932年(S8.3.18)(椎の木社刊)

並製 19×14.5cm 119p 90銭/300部

「椎の木」詩人のアンソロジー。

安達義信/阿部 保/一戸謙三/牛場公雄/内田 忠/岡崎信男/柏木俊三
楠田一郎/高祖 保/左川ちか/城 小碓/住江雪夫/高木恭造/高松 章
草飼 稔(P86〜P91)/室川 創/山中富美子/山村酉之助

原本写真は、所有している「四季・コギト・詩集ホームページ」の管理者から転載許諾をいただきました。

 喪しみの詩片 1933年(昭和八年5月25日) 短歌と方法社 刊 フランス綴じ装幀(160mm×120mm) 定価50銭

草飼稔の初めての作品集。
この後、個人の作品集は、1977年の短歌集「明け方に雪ふりつもる」 まで出していない。
現存が確認されているものとして、青森県近代文学館に1冊、他の個人所有は2冊しかありません。
 この復刻に使用したものは、後に本人が推敲のうえ、修正、書き込みを行った原本です。
 近いうちに、「修正・書き込み」版も公開する予定。

Adobe PDFファイルの表示用ソフトがないと閲覧が出来ません。 ソフトの無償ダウンロードはこちらから。


 喪しみの詩片」のダウンロードは可能ですが印刷とコピー&ペースト不可のプロテクトがあります。
 印字レイアウト、仮名遣い、ルビ、旧字等は、原本通りですが、異字体はフォントがないため新漢字体。
 そのままweb上でも閲覧できますが、ダウンロードした後、表示のタグから「ページ表示」→「連続ページ」を選ぶと「縦」にスクロールが可能になり、
 読みやすいと思います。(「右綴じ」にはなりません)
 何かありましたらメールをください。
喪しみの詩片web版はここから(第一版)642KB

Back to マーク小