またまた キャブ をイジル!
05年 8月 7日
何年か前にキャブをコソコソイジッたりステーを自作したりして来ましたが最近また色々気になって来てました。
それはいわゆるキャブ単品での左右のバランスです。
これは言うまでもなくバタフライの開閉度が左右で一致しているかどうかの問題ですが、最近アイドリング時とか、2,500回転位の時に測ってみると3,4番で結構差が出ている事が分かり気にしていました。
このバランスの件は、諸先輩方に伺うと色々な修正の仕方が有りましたが、自分の場合はなにせ “ド素人”なので極力数字的にも左右のバランスが正確に判断出来る方法で対応したいと思ってました。
って事で某所から破材を調達して来ていつも色々お願いしているクラブの平林クンにキャブ固定用の治具を作ってもらいました。
キャブの穴位置、固定用の穴位置もバッチリ合っているので、一応エンジンに付けた時と同じ様な感じになっています。
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後ろはこんな感じ。 | バタフライもよ〜〜く見えます。 |
っとここまでは問題無く来てますが問題は実車ではピストンの上下運動で発生する負圧をどうやって再現するかです。 色々悩んだ挙句、、、、、有りましたっ!!
実はこれを使う為に奥さんの留守を狙ったって感じも有るんですが、、、、、(^^;
まあ大した事はナイですが、“掃除機” です。
最初掃除機をイチバン弱いモードにしてやってみましたがそれでも負圧が強すぎたのでホームセンターでプラスチックケース買って来てそこに掃除機を付ける事でなんとか減圧させてそこそこになりました。
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必殺 “ザッ! 手造り!” |
¥110 で 2,500回転!!
キャブの固定、負圧の発生は何とかなりましたがバタフライの開度を一定にしないといけませんが、治具にはそれ用の設備が無いのでどうしようかなぁ〜っと思ってましたが、¥110で何とかなりました!
まあ、下の写真に有る様にアイドルスクリューのところに挟んでみると 2,500回転位の時と同じ負圧を測定出来ました。
因みに ¥120 挟むとレッドゾーン状態になります。(笑)
まあこんな感じで何とか測定出来る様になったので測定してみると、エンジンに付いていた時ほどではありませんがやはり左右で差は有りました。
これはバタフライを固定しているネジを慎重に緩めて何度か調整しましたが完全に一致するところまでは出来ませんでした。
でも調整する前よりは差が小さくなったので気分を良くしてエンジンに付けてみましたが、結果的には調整前よりは良くなったけどまだ明らかに差が有ります。 (2,500 〜3,000回転辺りで)
こうなるともうエンジン自体の問題なんでキャブ側の調整はこの辺までにしておきます。
でも今回治具まで作って実験してみて非常に面白かったです。
まだ1,2番、5,6番の測定はやってないんでこちらも近日中にやってみたいと思います。
自分で考えて色々やって見るのはやっぱり面白いですね。