念願かなってNISMOの足周りを購入しました!! 素人ながらの必殺技も炸裂してます!!
でも、素人だから色々考えたり悩んだりしながらやるのが楽しいです!!


突然ですが、会社の制度を使って15万円を借り、最初はブレーキ強化(MK63化)を狙っていたんですが、お仲間がどんどんカッコ良くシャコタン化して行くのを見ているうちにどうしても車高を下げたくなってしまいさんざん悩んだ挙句、コストパフォーマンス重視でNISMOの復刻足周りを購入してしまいました!!
実は、実際のところ現在のショック(メーカー不明)は購入当時(13年前)から交換して無かったんで、ほとんどスカスカ状態なんです。 そこにH150だけ付けた状態なんでかなりヒドイ状態なんです。 って事も有ってショック、サスをセットで交換する事にした訳です。
このNISMOの足周りを入れる事でどの位の車高になるかはクラブのメンバーのTOY号で確認済みです。 はっきり言って、かなり落ちます! 個人的にはケツは落ち過ぎの様に感じており、交換に際してはちょっと手を入れる予定です。


って事でまずはフロントの交換からスタートしました。
フロントは今までにも何度もサス交換してるんで(車検の度に交換していた様な、、、、笑)、ストラット脱着、分解は簡単に出来ました。 



交換前ストラット ストラット分解!
分解前 メーカー不明ショックとH150 サスは遊んでる状態だったんで、分解時スプリングコンプレッサーは無しで出来ました。




フロント ショック交換
さて、クルマの購入以来交換した事の無いショックの交換を行います。 
パイプレンチでショックを固定しているブラケットを回します。 しかし、10年以上回してないブラケットはさすがに固く、ハンマーでレンチを叩きながらやっと回しました。


パイレン登場!!
パイレンで回しますが、ストラットをホイルに固定すると楽です。



次にシェルケースからショックを抜きますが、このショックがケース内で固着していてなかなか抜けて来ません。 助手席側のショックは、僅かにケースから出ているショックの本体部分をバイスプライヤーで噛んで回してみました。 するとナンとか回ったので、そのまま何回も回転させながら抜く事に成功しました。


バイプラで抜くゼッ!
バイプラで噛んで回しながら抜きました。



助手席側の成功に気を良くして運転席側も同じ様にやってみましたが、こちらはバイプラで噛んで回そうとしても、全く回りません、、、、、 ショック先端にアッパーマウントだけ付けて抜け方向にハンマーで叩いてみましたが、これでもビクともしません、、、、、、、、
どうやらシェルケース内で完全に錆び付いている様です。(助手席側も錆びついてました) 仕方無いのでCRCをたっぷり吹き込んで一晩放っておく事にしました。


その間に、助手席側は組んで行きました。
今回は、ショック、サスの交換と一緒にベアリングの交換や、今まで付いてなかったダストブーツ、バンプ ラバー等も装着するので、まとめて買っておきました。
組み立て自体は部品点数も少ないので特に問題無く出来ました。 それと何より嬉しいのが、サスの装着にあたりスプリングコンプレッサーが要らないという事です!!
サスが短いので、ショックを一番伸ばした状態で組めばそのまま組めます。 これは助かります!!


バンプ ラバー装着 新品部品
バンプ ラバーも今までは付いてませんでした。 存在も知らなかったです、、、、、(^^; ベアリングとラバーも新品に交換します。




ストラット完成!!
今回はダストブーツも付けました。
この状態でサスの遊びは有りません。




ここからが勝負!!
さて、問題はショックがシェルケースから抜けない運転席側です。
一晩CRC漬けにしておきましたが、やっぱりダメでした、、、、、 相変わらずビクともしません。
実は夜の間に、抜くにはどうしたらいいか、ズ〜〜〜〜ット考えてました。
とにかく強力な力で引っ張るしか有りません。 その力もきっと “ガツッ!!”っと一撃で行くよりも“ジワジワジワ〜〜〜”っと行った方がシェルケースに優しそうです。 強力だけどジワジワ行く油圧プレスみたいなモノが家に有るのかズ〜〜〜〜ット考えてました。 その結果、ヒジョ〜〜〜〜〜にいいモノが有る事に気付きました!! これなら上手くやれば強力な力がジワジワ掛けられます。 そのモノとはどこの家にも有るごく一般的なモノです。 我ながら、灯台元暗しでした。

どんなモノか分かりますか? それは、“トラクター”です!! “一般的じゃね〜〜だろっ!” って言われそうですが、この辺では一般的です。(笑) この辺で田んぼやってる家なら大抵持ってます。 って事で、トラクターで引っ張る事にしました。 トラクターって実は半クラを上手く使うとヒジョ〜〜に細かい動きが出来ます。 パワーは当然申し分無しです!!

って事で早速準備開始です。
牽引用のロープとワイヤーを使います。 ロープでケース側を電柱に固定します。 ショックの先端には以前交換したアッパーブラケットを逆さに付けてワイヤーが抜け難くします。 って事で仕掛けはとても簡単です。 場所は家の前の道でやります。(電柱の位置の関係) クルマは近所の人しか通らないので全く問題無しです。(最初はガードレールの支柱を使おうと思った位ですから、、、、笑)



必殺作戦!!



こんな感じ
ショック先端にアッパーラバーだけ付けてます。 ケース側は電柱に固定してます。



さていよいよ作戦決行です!! 燃える男の赤いトラクター(メーカー違いますが、、、、笑)のエンジンを掛け、副変速付12段変速の1速に叩き込み、後ろを見ながら慎重に半クラで繋いで行きます。 当然アクセルは踏まずアイドリング状態のまま引きます。(これで十分!!) 
まず緩んでいるワイヤーとロープが“ピンッ!”っと張ります。 それと同時にシェルケース自体が宙に浮きます、、、、、、 電柱に固定したロープが一瞬ヤバそうに見えました、、、 “オオッ!! マジか? 切れるのか〜〜〜”っと思った瞬間、“ポンッ!!”っという心地良い音と共にショックが抜けました!! V(^^)V  その瞬間はまさに “オオッ!! 俺は勝った!! 勝ったゾ! エイドリア〜〜〜ン!!” 状態でした!(笑) って言うかそれほど嬉しかったです!! 一晩悩んで考え付いた方法で上手く行ったんで感無量でした!!


成功!!
抜けた瞬間は “イイ音” しましたヨ! 気持ち良かったです!!



抜けたショックを見るとやっぱりあちこち錆びてました。 この調子でケース内で錆び付いていたと思うとやっぱりトラクター作戦じゃなきゃ抜けなかったと思いました。
その後はケース内をしっかり洗って新品のショックを入れてどんどん組んで行きました。 さすがに調子に乗ってるんで“アッ”というまに組めました。
 


その後、左右のストラットを車体に組んで近所を回ってみましたが、乗った感じは全く違ってました!!
フロントからのガツガツ感が全く無くなってます。 ちょっとした段差を越える時に良く分かりました。 改めて今までの足周りの酷さを実感しました。 
リヤは時間の関係でまだ交換してませんが、こちらも近日中にやってしまう予定です。

問題の車高ですが、リヤを換えて無いんでまだ分かりませんが、やっぱり今までより落ちた様です。

今回は途中で大きな壁にブチ当たりましたが、燃える男の赤いトラクター(メーカーが違います、、、、、)のおかげでナンとかなりました。 トラクターって今まで農業にしか使ってなかったですが、色々な使い道が有るって事が分かってよかったです! (^^;  次はエンジンの脱着にでも使ってみます。(笑)



NEW!! リヤ交換に行く


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