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前にハコ日記に書いた、100円ショップで入手したスチール貯金箱ですが、ついにキャッチタンクに変身させました!!
計画では、純正のウォッシャータンク位置に取り付ける予定なので、取り付け用のステ−部分の加工が問題になっていました。
一度は会社の工作室で密かに作っちゃおうかとも思いましたが、ちょっとマズイんで、“ど〜しよ〜かな〜〜”なんて思っていましたが、うちのクラブにはアルミの加工業を営む強い味方がいたのでした!! 平林クンといいまして、HSL30(逆輸入の240Z)に乗っている若き工場長さんです。 ミーティングの時に交渉して、日曜日にやってもらえる事になりました。 ラッキ〜〜!
作業に先だって、DIYショップで1mm厚のA4サイズアルミ板を買っておきました。 これが、タンク自体は¥100なのに、¥750もしました。(笑) 設計は、夜ビールを飲みながら厚紙を切った貼ったして型紙を作っておきました。
<作業 その壱> タンクに穴を開けるべし!!
まずはボール盤で、タンク側面にφ20の穴と、天面にガス抜き用のφ3の穴を開けます。
タンクが薄いスチールなんで、ペコペコして開け難いんですが、なんとかいけました。 天面の穴はナンか一発狙おうかと思いましたが、(Rの字の形で開けるとか)面倒になって、ごくごく普通に開けてしまいました。 (^^;
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| 慎重に、かつ適当に開けてます (^^; | ホースを入れる、φ20の穴開け完了!! |
<作業 その弐> 固定用ステ−を切り出すべし!!
次が問題のステ−の作成です。 まず、型紙に沿ってアルミにケガイテおいてから切りますが、ここからなんと、“ザッ!マシニング センター〜〜〜”様が投入されます!! ¥100のキャッチタンクにはもったいない様な豪華設備投入です!! (工場長! ステキ〜〜 笑)
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| 平林クンが、テキパキやってくれます。 さすが工場長!! それにしても、マシニングの威力は絶大です! 1台欲しいくらいです! (^^; | タンク手前が切り出したアルミです。 奥の方が型紙です。 |
超強力マシーンの投入で、あっさり切り出されたアルミ板ですが、やっぱり設計者の腕の悪さが出てしまいました。 ちょっと合わないところは、やはり人力で仕上げます。 (これ位の苦労はしないとネ、、、、笑)

<作業 その参> ステ−を曲げて形にすべし!!
次はいよいよ、切り出したアルミを曲げて行きます。 バイスに挟んで固定して曲げて行きますが、タンクを抱える様な形になるので、曲げる順番を考えないと、バイスで挟めなくなってしまいます。 型紙を使って順番の確認をしてから曲げて行きます。 曲げる時は、キレイに曲げる為に秘密兵器 “ザッ! 角材” を投入します。 これを当てて曲げて行くと、ヒジョ〜〜にあっさりと、キレイに曲がってくれます。
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| これぞまさに、“木快 (機械) 曲げ” (^^; |
<作業 その四> ステ−と、タンクを合体すべし!!
いよいよ、ステ−とタンクの合体です。 上手く付くか心配でしたが、なんとか無事に収まりました!! ただ、アルミ板がA4サイズだったので正面に回す分が無くなってます。 仕方ないので、タイラップで締め上げました。
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| 困った時の、タイラップ頼みです、、、、(^^; | 後ろはこんな感じで、ウォッシャータンクの代わりに付く予定です |
こうして、最後にはほとんど現物合わせになりましたが、なんとか形になりました。 自分としては、手造り第1弾としては、ヒジョ〜に満足しています。 平林クンに感謝、感謝、大感謝です!!
平林クンの工場は、溶接以外のほとんどが出来るので、手造り第2弾は、同調プレートを狙っています。 好ご期待です!!
因みに今回の部品代は、
タンク (スチール貯金箱) ¥105
アルミ板 A4サイズ ¥788
タイラップ 5本入り1パック ¥294
Total ¥1,187
平林クンの人件費は、3月にZがエンコした時に引っ張りに行ってあげた貸しで返済しました。 (笑)
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| 平林クン!! サンキュ〜〜ね!! 次は同調プレートヨロシク!! |
| 平林クンの240Z を見るにはこちらから!! |
そんなこんなで、¥100じゃなくて、¥1,187キャッチタンク になりましたが、あ〜でもない、こ〜でもないって考えながら物を造るのって楽しいですね。 これからも、色々挑戦して行きたいです!!
P.S.
造った事に満足して、まだクルマに付けてません、、、、(^^;
装着の模様は次回です。 (いつになるやら、、、、、笑)