φ40を買ってはみたものの、やっぱりφ44が欲しくなり、、、、でも金無いんですよね〜〜〜(^^;
NEW!! 4月1日の作業を見てしまう!!
NEW!! 3月30日の作業が見えちゃいますヨ〜〜
3月19日の作業を見てみるのだ〜〜
3月3日の作業を見てみるゼ!
2月12日の作業を見てみる
2月11日の作業を見てみる
1月30日の作業を見てみる
私の住む長野県大町市という所は、冬はた〜〜くさんの雪が降ります。 って事で、雪が解けて道から融雪材であるエンカルが無くなるまでハコスカには乗れないのです。 なんで、毎年冬の冬眠中にコソコソ色んなところをイジッタリしています。
今年の冬は何をやろうかナ?なんて思っていましたが、前から気になっていた、SOLEXをイジッテみる事にしました。
実は私のRには、φ40のSOLEXが付いています。 Rを買った時にはWEBERのφ40が付いていたんですが、調子が悪かったんでSOLEXに換えました。 この時、φ40にするか、φ44にするか迷ったんですが、変にノーマルにこだわっていた時期だったので、φ40を買ってしまいました。 しかしその後、φ44を付けているメンバーのRを運転させてもらった時に、明らかにエンジンの吹け上がり、中高速のトルク感が違っていました。 その時以来 “ウヲ〜〜〜 φ44が欲しいゼ〜〜!!” なんて思い続けて来たんですが、先立つモノが無いのでズ〜〜ットもんもんとしていました。
でも、創刊以来購読しているOld Timer誌の中で、φ40のSOLEXをいじって、それなりの効果が有ったという記事を思い出し、それをやってみる事にしました。
メニューは、
1、スリーブ外し
2、スモールベンチュリーの研磨でエアの流れ改善
3、アウターベンチュリーの内径拡大 (φ32 −−−> φ34〜36程度)
4、インシュレーターとの段付き修正
ってところです。
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部屋の中でビール片手にコソコソやってます (笑) SOLEXって簡単に ばらせるんで、面白いですね。 細かい段付きも修正します。 |
アウターベンチュリーの内径拡大は効果有りそうですが、流速が遅くなりそうなんで、色々研究しながらやるつもりです。 まずはSOLEXでオプション設定されていた、φ34あたりからいってみようかと思ってますが、どうやって削ろうかな、、、、、、?
今回は、なにせ時間が有るのでゆっくり色々といじって行こうと思いますので、そのつどUPして行きます。
お楽しみに!!
1月30日の作業!!
今回は、“セコセコ攻撃全開&ダメなら戻せる” をモットーにいじっておりますが、さっそくセコイ攻撃が一発出ました!!(笑)
スリーブは、下の写真1の右側の先っぽがトンガッタねじで止まってますが、スリーブを抜いた状態でこのねじを入れると、写真2の様に先っぽが出てしまいます。 これだと、どう考えても空気の流れが乱れてしまいます。 そこで、写真1の左側のねじ M6x15 を使います。 これを入れてみると、、、、、、、バッチグ〜〜〜でキレイに穴が塞がりま〜〜す!!(写真3)
って事で、今日はここまで!!(笑)
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写真1 左 M6x15 右 スリーブ固定用標準ねじ |
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写真2 先っぽが出ちゃいますネ〜〜 |
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写真3 いい感じで埋まってます!! |
2月11日の作業!!
今回のSOLEXイジリは冬眠中の思いつき作業みたいなところもあるので、しっかり計画的にはやってません、、、(^^;
って事で、やって行く途中で、“アレッ! やべ〜〜じゃん!!”って事が色々有ります。 でもこれはきっとキャブに精通した方々には、“そんなの、アッタリメ〜〜じゃん!!”って事だと思いますが、ド素人にとっては、結構大変な事態だったりするのです。 今回もそんな、素人さんには、大変な事態のお話しです。
それは、風呂に入ってキャブの事を考えている時に思いつきました。
今回のメニューの中に“スリーブを抜く”っという作業が有りますが、これをやるとキャブの吸入側の口径が当然広くなります。 って事は、、、、、、今まで使っていたファンネルは使えね〜〜じゃん!! ガ〜〜〜ン、、、、、 どうしよう、、、、、、
ソッコウで風呂を出て、キャブの口径と、ファンネル径を測ってみると、
左がスリーブ抜き後、右がスリーブ抜き前です。
左の口径は、 φ48.6mm
右の口径(スリーブ径)は、 φ42.8mm
今まで使っていたファンネルの口径は、当然ながら φ42.8mm です。
その差、5.8mm、、、、、
って事で、当然ながら(今更ながら)、ファンネルもナンとかしないといけね〜〜じゃね〜〜の!! って事になりました。
でもどうにもならないので、ファンネルを諦めてFORZAの弁当箱の径でも大きくして使おうかな?なんて考えていると、、、、、、“オオッ!! そういえば!!” っとひらめきました。
かつて、WEBERのφ45をもらった時に、よく分からないファンネルも一緒にもらって来てあったのを思い出し、ソッコウで小屋に探しに行ってみると、有った有った有りました!! ホコリを被ってましたが、怪しいファンネルが6個針金で縛られていました。
早速、口径等を測ってみました。 すると、、、、、、
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左が小屋から発掘してきたファンネルです。 右は従来品ですが、左は長さが73mm、 右が50mm です。 ファンネルのカバーは前オーナーの自作です。 |
キャブに当たる部分の口径は、明らかに違います。 但し取り付け穴間の距離は同じなので、流用可能です! |
発掘されたファンネルのキャブに当たる部分の口径は、 “48.4mm” でした!! ウヲッ〜〜〜これなら、ばっちりスリーブ無しのキャブに使えます! 貰っておいて良かった! 捨てないでよかった〜〜〜
V(^^)V
って事で、なんとか使えそうです。 取り付けも、バッチリでした。 ファンネルは、いわゆるカールファンネルってやつで、前オーナーの自作ホコリ避け付きです。 但し、ファンネル長さが今までより随分長いです。 聞くところによれば、ファンネル長さは結構エンジン性能に影響大っと聞いております。 でも、やってみないと(乗ってみないと)分からないので、まずはこのまま行ってみます。 (ダメならソッコウ戻しです! 笑)
って事で、今回も “貰えるモノはナンでも貰う!(病気は勘弁!) 貰ったモノは捨てない!!”っというボクのポリシーのお陰でナンとかなりそうです。 この勢いで、これからも色々集めたいと思います!!(笑)
2月12日の作業!! “ガタガタ 言うなっ!!” の巻
いや〜〜、世間は3連休でボクもありがたく3連休でしたが、ここぞっ!とばかりに息子がオーバーヒートした事で、どこにも行けなくなってしまい、おかげでキャブ イジリ が進んでしまいました。 (笑)
でも、でも、で〜〜〜も!! やっぱり計画性が無いので、今日も有らぬ方向に脱線してしまいました。
脱線の原因はその昔貰った WEBER φ45 を小屋から発掘して来た事です。 (貰いモノばっかり、、、、、笑) 一般的には、SOLEX の φ40 イジルより、WEBER φ45 付けた方がいいだろっ! って感じですが、φ44を買わなかった悔しさから半分意地になってますんで、ここはあくまで φ40 をイジリます!!
って、話しがズレましたがその WEBER に付いていた、ピル、、、っじゃなくて、ピロのスロットルリンケージ を使いたいな〜〜って思ったのがきっかけです。 ここから、このリンケージ使った方が同調がバッチリ取れそうだな〜〜、 そう言えば、S20のスロットルシャフトってガタが大きくて、なかなか同調取れね〜な、、、、、 そう言えば、交換した古いシャフトが有ったな〜〜 って事でまたまた小屋に行ってみると古いシャフトが有りました。
って事で、突然、“ガタの無いシャフトを作りた〜〜〜いっ!!” って事になってしまいました!!
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貰いモノの WEBER φ45 と、ピロのリンケージです。 このキャブもまだ 使えそうなので、いつか使ってみます。 |
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昔交換した、S20純正 スロットルシャフト です。 ガタが大きくて同調を 取るのに苦労しました。 って言うか、取れてなかったです、、、、(^^; |
そこで、シャフトのガタツキの原因を探るべく、シャフトを分解してみました。 昔はブローバイをそのまま垂れ流しにしていたせいか、オイルでドロドロになってましたが、キレイにしながら分解してみました。
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スロットル シャフト 分解の図 |
分解は非常に簡単でした。 そして、ガタツキの原因もあっさり分かりました。 シャフトを支える2本の支柱部分にカラーが入っていますが、このカラーと支柱の間に大きなクリアランスが有るんです。 シャフト自体の直径は φ10mm で、カラーの内径は φ10.1mmですが、このカラーと支柱との間には、横方向に 1mm 以上のガタツキが有るんです。 これは構造上仕方ないかも知れないですが、同調を取るにはチト厳しいガタです。
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シャフトの支柱と、カラー。 カラーが入る部分は、ある意味テキト〜な掘り 込みになってます、、、、、、 |
って事で、ここのガタツキを無くす方法を考えようと思います。 大きめの穴でボーリングして、ちょうどいい大きさのベアリングを打ち込むのがいいと思うんですが、そんなちょうどいい大きさの物が有るかどうか、、、、、? 簡単なのは、3方向から穴開けて、ネジを打ってカラーを強制的に固定するって手も有りますが、、、、、カラーが回らなくなるからダメか、、、、、、、
まあ、加工の専門家に聞きながらゆっくりやります。 まだ雪はたくさん有るんで。 (笑)
でも、ここが上手く対策出来れば、同調には効果が有りそうです。 そう言えば、某ショップからもピロ化したシャフトASSYが出てますもんね。 う〜〜ん、頑張ろう!!
3月3日の作業!! “ひな祭りは、玉を取る!!” の巻 (笑)
3日は全国的にひな祭りで、我が家にも1歳8ヶ月の女の子がいるんで、本当は何かイベントしないといけないんでしょうが、お父さんは平林クンのところにCB−550FOUR 見に行って、ついでにボール盤借りて、“玉”を取っていました!! ゴメンね! み○きちゃん!!(笑)
ってわけで、リンケージのガタ取り作戦の中で急遽降って沸いたピロシャフトを使うゼ!! の件で、必要になった “玉”取りをして、なんとかキャブへの装着に成功しました。
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上はスロットルシャフトの部品で、下がSOLEXのレバーアッセンブリって 部品です。 それぞれ、ボール盤で裏からモンで “玉” を取りました! |
この、2つの部品の玉を取った後の穴に、ピロシャフトを入れるんですが、レバーアッセンブリに付く方はシャフトのネジ部が長過ぎて、キャブに干渉してしまいます。 って事で、こちら側は現物合わせしながら切った、削ったして行きます。
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夜中の1時に、部屋の中で金ノコ使ってギコギコやります。(笑) 気分はほとんど、拳銃の密造です、、、、、(^^; |
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ウ〜〜ン、なんとか付きました。 動きには問題有りません。 |
3月19日の作業!! “ヒョンな事から、、、、、、”
相変わらず、思いつくままに作業してますが、本日またまた“ヒョン”な事からちょっとした作業をやりました。
それは朝起きて、前から気になっていた洗面所の流しの詰まりを掃除している時に思いつきました。
流しには髪の毛なんかを捕まえるフィルター状の物が有りますが、ここの掃除をサボっていると、だんだんゴミがたまって来て、水の流れが悪くなって来ます。 そこでこのフィルターを掃除して、水の流れを確認すると、今までとは全く違ってどんどん水が流れて行きました。 我ながら、“ウ〜〜ン、満足、満足!!”って感じで一服している時に、ヒラメキました!!
それは、“そう言えば、キャブの中のフィルターってキレイだっけ???”って事です。 私のキャブは3年程前にフィルター部もOHしましたが、その時にフィルター部がものずごく汚れていて(フィルター部が一部錆びてました、、、)交換ではなくて、洗浄しただけでまた組んでおいたんでした。
早速分解してみると、やっぱり予感的中です! フィルターは以前と同じ様に汚れて、細かいフィルターの目が詰まっておりこれではどう考えてもガソリンはスムーズにフロート内には入って行かないと思われました。
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フィルター(一番右)は完全に目詰まりしています、、、、、 |
そこで、本来ならば新品のフィルターに交換しないといけないところですが、通信販売で購入するのがどうにも面倒なので自分で何か代用出来る物を探す事にしました。
最初は大手DIYショップの水周りコーナーへ行って何かいい物がないか探しましたがどうも有りませんでした。 そこで近所の金物屋さんに行ってみると、そこのオバちゃんは “絹アミ” とか言ってましたが、なかなかいい物が有りました。
目は純正品より大きいんですが、二重に重ねればなんとかなりそうです。 お値段は45cm
x 5cm で驚きの “60円!!” でした!!
これを早速現物合わせで切って巻いてみたところ、結構行けそうです。 一応、朝掃除したばっかりの洗面所で水を使って流量テストもしましたが、今までの錆び錆びフィルターより、はるかにスムーズに流れます。 (でも、これは目が大きくなったからかも知れません、、、、、って事は、フィルターとしての性能は??? う〜〜ん、今回は、OK!!です。 このまま行きま〜〜す! 笑)
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絹アミを 85mm x 15mm に切って2重に巻きます |
この絹アミはハサミで切れますが、切子が小さいので注意しないと簡単に手に刺さります。 アミの目が今までより大きいので本当にフィルターとしての機能を満足出来るか疑問ですが、一応ストレーナーを通ったガソリンが来るので、ここでのフィルター的要素はそんなに重要ではナイと判断して今回はこのまま行きます!!
一応、5,000キロごとには点検してみます。
皆さんのキャブのフィルターは大丈夫ですか?????
それと、この後にいよいよキャブを組み直しました。
先日通販で買ったφ34 アウターベンチュリーと、ソレックスφ44のデータを参考に決めた、メイン、エア、パイロットの各ジェットを組みました。 スリーブは無しのまま行きます。 あとは、クラブの平林クンに発注したスロットルリンケージの支柱(アルミ削り出し!!)が出来れば、エンジン始動出来ます。 (平林クン! 待ってるヨ〜〜〜)
今回は、キャブの構造、動作原理をじっくり研究しながらやったので、その結果が楽しみです!!
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φ34のアウターベンチュリーも組みました。 こいつの効果には期待大です!! |
3月30日の作業!! “アルミ加工なら、 株式会社 信陽 へ!!”
いや〜〜、今日はなかなか仕事が手に付きませんでした。 それは昨晩クラブの友人の “ザ・工場長 平林クン”から、“例のモノ明日出来ます!!”っという連絡が入っていたからです。 例のモノとはちょっと前に自分で図面を描いてアルミ加工業を営む平林クンにお願いしておいた、アクセルシャフトの支柱でした。
会社が終わってから、速攻で平林クンの工場にすっ飛んで行くと、アルバイト、、、、じゃなくて、アルマジロ、、、、でもなくて、キレイにアルマイト処理された、“デザインド バイ 俺!”の支柱が有りました!!
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S20用 アルミ削り出しアクセルシャフト支柱 |
いや〜〜、酔っ払って設計して適当に図面描いただけなのに、こんなにキレイに仕上げてもらって(アルマイトまでしてくれました!)、感謝感激でした!! おまけに、アルミはちゃんと用途を考えてくれて、熱にも強く硬い種類を選んでくれてます!! オ〜〜〜産休!!、、、、、じゃなくて、サンキュ〜〜平林クン!! です。
さて、しばしの感動のご対面の後は、このシャフトへのベアリングの圧入を行います。
今回はそもそも、シャフトのガタを無くしたくて始めた事で、ちゃんとしたボールベアリングでシャフトを支える事が目的です。 そこで、色々なカタログを見ながら以下の項目を満足出来るベアリングを探しました。
1、ベアリングの外形はなるべく小さいもの
2、ベアリングの厚さは10mm以下
3、φ10のシャフトを支えられる事
4、取りつけ面の傾き等を解消出来る様に、ピロ式のもの
その結果、値段もヒジョ〜〜〜にリーズナブルなベアリングを発見しました。
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ピロ式ベアリング君 |
このベアリングの外形は30mmで、ちょうどいい大きさです。(出来れば20mm位のが欲しいです) それと、中がピロの様に自由に回転します。 これによりエンジンヘッドの支柱取り付け面が多少荒れていて支柱が傾いて付いたとしても、アクセルシャフトは真っ直ぐのまま支えられそうです。 ただちょっと心配なのは、エンジンルーム内に設置って事でホコリ、砂等による動作の不具合が発生するかも知れませんが、しばらく注意深く様子を見ます。
このベアリングの圧入は工場のバイスを借りて行いました。 ベアリングの外形に対し、100分の2程度小さく作ってあるので、絶妙の重さのまま入ってくれました。
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真剣にベアリングを圧入する男の図 |
圧入に際しては、支柱の穴はφ30での貫通にはせず、片側はφ27程度にしてあります。 これにより押し込んで行くと、反対側の内壁に突き当たる様になっています。 ベアリングの厚みは9mm有ったので、支柱のベアリング保持部の厚さは11mmにして、支柱のどちらの面からも1mm程度引っ込む様にして、ベアリングの抜け防止にもしてます。 (一応、イモネジによる固定も出来る様にしてあります)
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片側の穴径は小さくして(右側)、突き当てられる様にしました。 |
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圧入後もバッチリ動いてます!! テッペンの穴はイモネジ用です。 |
ベアリングの固定用にイモネジも2つ入る様にしてあるので、これでバッチリ固定出来そうです。
全くの行き当たりバッタリの酔っ払い設計でしたが、思ったより上手く出来て大満足です!! 早速エンジンに取り付けてみる予定です。
それにしても、平林クンにはお世話になりました。 さすがプロですね。 いいかげんな図面にもかかわらずキレイに仕上げてくれました。 ありがとうございました!!
自分が考えたモノが形になるのって嬉しいですね。 早くその成果をハコスカで試してみたいです!!
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