放談その3 いきなり、ハコスカGT-Rの“オーナー”になる! 00.01.17
そんなこんなで、平成元年1月末に初めてのマイカーとして、ハコスカGT-Rを手に入れてしまいました。
周囲からは、“恐いもの知らず!”、“ド素人!” などの暖かい(笑)お言葉を多数浴びせ掛けて頂きましたが、誰が何と言おうと “GT-R オーナー” (この響きにかなり酔っていた様に思います、、、) になってしまったのです!!
クルマを受け取る時に前オーナーから言われたのは、
1、エンジン始動方法 (例の 儀式 ってやつです)
2、エンジン始動後、水温が80度を越えるまでアイドリングする事
3、同様に、オイルプレッシャーが2kg程度になるまで待つ事
4、ガソリンはハイオクに有鉛添加剤を入れる事
の4つでした。
クルマの仕様は、
・ハンドルはナルディー
・ホイルはワタナベ
・足回りは、強化サスをカットした結構なシャコタン
・キャブはウェ−バー40φ
・フロントの“ヒゲ”、真中の“N”マーク無し
っていう様な仕様でした。
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| グリルセンターの“N”マーク、フロントモール(ひげ)は 付いていませんでした。 |
ちょっと分かりにくいですが、結構なシャコタンぶりでした。 このシャコタンも気にいっていたのですが、、、、、 |
初めてGT-Rを運転した時の感想で覚えているのは、意外にも “な〜んだ、俺にも運転できるジャン!!” っていう感じでした。
とにかく、ハコスカGT-Rというだけで、勝手にビビッていたのです。 でも、クラッチの重さ、ハンドルの重さは半端じゃありませんでした。一瞬壊れてるんじゃね〜か?っと思ってしまうほどでした。
でも、いざ走りだすと、これが結構いい感じで走れてしまったのです。 ウェーバーの吸気音はまさに感動ものでした。 そして何よりも、自分があこがれのハコスカGT-Rを手に入れて、それを運転しているというだけで、大満足だったのです。
(でも、ブレーキは本当に効きが悪かったです、、、、)
それと、何と言っても、あのハコスカ独特の匂いがしたのには感動でした。 保育園の頃、親戚のオジサンのハコスカで嗅いだ記憶が蘇る匂いでした。 (このハコスカ独特の匂いって、何の匂いなんでしょうか?)
入手直後は、嬉しくて嬉しくて、夜な夜な、友達と西湘バイパス、箱根、時には調子こいて横浜なんかへも走りに行っていました。

横浜レンガ倉庫にて。
この頃(元年頃)は落書きもこんなもんでしたが、今はどうなんですかね?
こうして、思いもよらぬ出会いから手に入れてしまったGT-Rとの楽しい日々でしたが、そう長くは続かなかったのです、、、、、
それはある夜の、横浜新道で起きたのでした、、、、トホホホ、、、、次回をお楽しみに!!